月+カナメ=？

腰の動きを眺める

腰と股関節を読む

ここ数年間来院される患者さまに多い腰痛症。にくづき「月」+かなめ「要」=腰（こし）とはよく言ったもので、まさに動作の要になる所のため正しく使うことが腰痛予防の鍵です。

さて来る２月４日（立春）、春めく体がイソイソと動き始めます。そのため知らず知らずに腰の運動量が増えていきます。この時期から腰が...なんてことも増えてきます。だからこそ腰を正しく理解してほしい重要なポイントが1つあります。それは『腰は５°しか捻じれない』という事実です。中国雑技団の方に参考にならないかもしれませんが、我々一般人の実生活やスポーツ現場では役立つ大切なポイントです。

ではどこを捻じるのでしょうか？腰は×、股関節が〇です。下図の股関節の動きをじっくり眺めてください。このオーロラのようにも岩ガキのようにも見える股関節の軌跡が捻じりを生み出す所です。

皆様の快適な生活のお役に立てれば幸いです。

股関節の動きを眺める